2014年9月27日土曜日

iPhone6を格安入手・格安運用する方法について

さて、発売から1週間が経ちました、iPhone6、6Plus。
最初はとても欲しかったけど、最新OSは不具合も多いようで、
まだまだ様子見でいいかな、、、と思います。

今回は、将来的にiPhone6を格安で手に入れる方法を考えます。
先にお断りしておきますが、この記事に即効性はありません

「いますぐ安くiPhone6が欲しいんだ!」
という方は、大変残念ですが、「ブラウザバック」してください。←

また、前置きを長く書いているので、
「とにかくiPhone6、6Pを格安で手に入れて格安で運用する方法だけ知りたいんだ」
と言う方は以下の前置きをすっとばしてに進んでください。
もっとせっかちな人は本件記事最下部の動画を再生してご覧ください。←


スマートフォンを格安で運用するためには、
ざっくりと言って二つの必要なことがあります(通話料の削減は一応LINEなどの無料IP電話で足りることとして話を簡単にするために省きます)

1つは通信料(基本料を含む「ランニングコスト」)を格安にすること
そして2つ目はスマートフォン本体を格安で手に入れること


① 通信料を格安にする


  これについて、ぼくはこのブログで「docomoMVNO」をオススメさせていただいてきました。
  月額約1,000円だけでインターネットがし放題です。

  もちろん、安さゆえの「制限」もあります。
  ひと月に使用できるLTE容量が少ないとか、LTEを使い切ったら速度が遅くなるだとか、直近3日間で行えるデータ通信が約400MB分だけ※ IIJmioならLTE通信下における直近3日間の通信量での速度制限はなし。つまり、LTE容量分は、それがなくなるまで制限なく自由に使える。)だとか。

  それでも、家にWi-fi環境がないとか、外で動画を見まくっている!っていう人でもない限り、特に不自由は感じないはずです。
  ちなみに、ぼくがオススメさせていただいているdocomoMVNOは、「BIC SIM」(IIJ mio)のSIMです。ビックカメラで購入するSIMです。

  通信料(ランニングコスト)を抑える方法としては、以上の他にも、タイミングが良ければ、特定の機種をMNPを利用して購入することで大量のキャッシュバック(月々割等)を得て、パケット定額を残したまま、毎月3円運用にすることができる場合もあるようですが、これは、「今すぐ格安運用したい!」という方にとっては不向きです。

※ もっとも、「実質0円」や「月々割」で契約をしていて、端末代金の残債が残っているユーザーは、基本的に「今すぐ格安運用したい!」と思っても、残念ながらできない場合が多いです(後述)
  その場合は基本的に、契約更新年の契約更新月まで、キャリアに高いカネを払い続けてじっと耐えるほかありません。。。

※ また、iPhoneが欲しい場合、iPhoneでこのようなキャンペーンが打たれたことがあるという話が聞いたことがなく、おそらくないはずです。
   もっとも、上記方法によって用意できたランニングコスト3円のパケット定額SIMを、別途でdocomo版iPhoneを用意してそれに挿して使う、という方法ならコスパ最高ですけど、おそらく今現在はこの方法を実現することはかなり困難だと思います。。。


  また、MNPで大量キャッシュバックを付けたままプラン変更を駆使してデータ通信専用のプランに変更し、たくさんのLTE容量を残したまま月額1,000円強にする方法なんかも過去にはあったようですが、それでは音声通話が死ぬので、音声通話端末(080とか090とかの番号から発信できるもの)とそのSIMを別途新規で用意する必要が生じると思うので、かなりの玄人向けだし、困難な手法となっているはずです(今後新たなキャッシュバック割引サービスがあるかもわからないのでなんとも言えませんが)。。。

※ 個人的に、音声通話(昔から使用している番号)は生かしておく必要があるので、それを前提にいろいろと検討しています。



② スマートフォン本体を格安で手に入れる

 
  通信をdocomoMVNOで行うことによって通信料を抑えるとして、問題は、

スマートフォン本体をどう安く手に入れるか

  です。

  ここでポイント、docomoMVNOのSIMは、「docomoのSIM」ですから、SIMロック端末ばかりが売られている現在(2014年9月)のこの日本においては、用意するスマホは、原則的に「docomo」のスマホである必要があります(auMVNOのmineoを使用する場合は、auのスマホ)
  例外として、「SIMフリー」のスマホを用意する、という方法もありますが、今のところ「SIMフリーのスマホ」は高価なものが多いですので、「格安」で入手することは困難となっています(ジャンク品や型落ちのものならそれなりに安く手に入る程度ですかね。ちなみに、「SIMフリーのガラケー」なら安く手に入ります)
  
  まして、iPhone本家はそのブランド力からAndroidと異なり、絶対に安売りしません(iPhone5SのSIMフリーが割引されたのは異例ですが、それでもまだまだ高いまま)

  これに対し、docomoのAndroidスマートフォンを用意する方法は比較的簡単です。
  ヤフオクや中古端末販売ショップ等に行けば、いわゆる「白ロム」と呼ばれる中古Android端末や、中には新品のAndroid端末が、数百円から1万円程度で購入できます(型落ち端末を想定)

 しかし、一方でiPhoneはというと、型落ち白ロム端末でも結構な値段で売られています。
 また、「docomo版iPhone」となると、5C、5S以降しか発売されていないため、今現在ですと約3万円~5万円以上はかかるかなぁ、、、といった感じです(容量32GB以上を想定)

※ 3万円でiPhoneが手に入って月額約1,000円で通信できるってのでも十分お得だとは思いますが。。。笑


  ここで、

「え、最新端末でも、キャリアから0円で売られてるじゃん」

  と思う方もおられるかと思いますが、それは「実質0円」であって、それ(最新端末)を購入するとほぼ「絶対に」格安運用はできなくなります。

  というのは、なぜキャリアが端末代を「実質0円」にしてくれるか、というと、それは、
  「2年間、パケット定額サービスで契約してくれることを約束するから」なんです。

  先の①で既述の通り、MVNOでの格安運用の場合、通信はキャリア以外のMVNOのSIMを利用するため、キャリアのパケット定額なんてものは全然いりません。

  そこで、「いらねーからはずす」と言うと、
  「じゃあ月々割なしね。端末代金ちゃんと払って。キミ残債が○万円あるからね」
  というふうになります。

  もちろん、「実質0円」の端末を購入する際、「2年間パケット定額を契約し続ける約束」をしている以上、約束を破るユーザーが不利益を被るのは仕方ありません。契約とはそういうものです。

  つまり、「実質0円」の契約を締結するということは、

以降2年間、絶対に数万円をキャリアに支払い続ける必要がある

ということですから、これは「借金」と同義だと私は思うのです(中途解約でも端末代金の支払債務は残るため)

※ ただし、docomoで過去に行われていたのりかえ割引サービス(月額を0円にしてくれる割引)は、パケット定額サービスを外しても残り続ける、というものだったようなので、そういったサービスがなされれているキャンペーン期間中か否かによって状況は異なる可能性は否定できませんが、それでも「実質0円」の場合はキャリアに支払う料金が割高になる計算です。



  ここまで、契約の内容上、至極当然のことを述べてきましたので、「あたりまえのことをなにいっているんだ」と思われる方も多いと思います、すいません。。。
  でも、もし仮にかるい気持ちで「実質0円」端末とか、2年縛り契約を締結しようとすると、自分ではそんな感覚はないとしても「借金」をしているのと同様の状態になるので、注意を促させていただきたく存じます(「借金」とはいっても無利息ですが。←)。 


③ iPhone6を安く手に入れる方法 


  「実質0円」のiPhoneを購入すると格安運用できなくなる、ということがおわかりいただけたかと思いますが、

ではどうしたら最新のiPhone6を格安で手に入れることができるか

ですが、これは基本的に


ナンバーポータビリティ(MNP)を利用して、他社からdocomoに乗り換えることにより、「一括0円」のiPhone6を購入する

という方法により、実現が可能と思います(もうすんごく当然のことで拍子抜けされている方はごめんなさい。でもdocomoへのMNPには注意事項があるので、まだ落胆せずに最後まで読んでいただきたいと存じます。笑)

 もっとも、今現在ドコモはiPhone6を「一括0円」で販売していないので、「今すぐ一括0円で手にいれたい!」というのは無理な話となっています(発売から1週間しかたっていない今の時点では至極当然ですが笑)

 しかし、過去においては、必ず「MNPで一括0円!」というキャンペーンは打たれていました。
 そこで、今後も将来的には「一括0円」での販売がなされるはず、、、との予想には合理性があると思われます。


 ただ、ここでやっかいなのは、ドコモの新料金プランです。

 いままでは他社からdocomoにMNPして一括0円のiPhoneを購入した場合、
 翌月にはパケット定額プランをはずして、基本料約800円だけ(タイミングがよければのりかえ割引で3円だけ)の運用が可能でした(パケット定額を外したあとでも月々割を受けることができれば月3円だけでの運用も可能でした)

 しかし!それが新料金プランでは、基本料が税込で約3,000円とかなり高い設定になっています(今までの約4倍)

 仮に「MNP一括0円」を狙ってdocomoに転入後、すぐにパケット定額サービスをはずすと、翌月以降の月々のランニングコストは3,000円となり、これにdocomoMVNOの通信費月額約1,000円もかかってくるとなると、全然お得じゃなくなります。

 もっとも、人によっては、「電話かけ放題で4,000円はお得だ!」と思う方もいらっしゃるかもわかりませんが、それなら上記①のMVNOのSIMを用意する必要なく、、MNPでキャリアから一括0円でiPhoneを購入するだけ(パケット定額とかを外さない)で目的を達成できるだろうと思われます。

 どういうことかというと、MNP一括0円購入でも月々割が適用されると予想されるので、その場合、LTE2GBのプラン(新プラン)であれば月々割によってなんやかんやで約4,000円程度になるはずだからです(ややこしい話はカットしてますので、「ふーんそうなんだ」程度でOKです←)

※ ただし、実際にはまだ「一括0円」が発売されていないので、今までの過去の事実に照らし合わせた合理的予想をしているにすぎないので、内容の確実性はお約束できません。。。


  
 ここまでの話がややこしすぎて全然理解できない場合は、

とにかく原則として「MNP一括0円」を狙っていくことが格安運用への第一歩

とご理解していただきたく存じます(ごく稀な例外もあるようですが、最初はとにかくここから理解すればOKなはずです。ことiPhoneについてはこの原則さえおさえればOKなはずです)

※ ただし、ちょうど契約更新年・契約更新月で解約料がかからないよって人以外は、他社への乗り換え費用として、税抜きで約15,000円が絶対に必要となります(各キャリアのポイントが残っていたとしても、そのポイントを手続費用にまわしてもらうことは、どのキャリアでもできないはず)
  それに加えて転出先での初月の利用料等がかかるので、格安で最新端末入手といえども、2万円程度はかかるかな、といったところです(解約料がかからない人は1万円程度だけでOK)



 で、ここから先は、

「新料金プランなんか嫌だ。今まで通り、MNP転入後は基本料約800円程度(あるいは3円)で済ませたい」

 という場合、

そんな方法あるのか

 ということですね。

 この点についてはネット上ではすでに有名な方法かもしれませんが、あります。
 それは、動画でもご紹介したとおり、

「技適マークつきのSIMフリー端末を用意して、持ち込み機種変をすること」

 です。


 この方法により、カケホーダイプラン(新料金プラン)からバリュープランというプランにプラン変更することができるので、月額は約3,000円から約800円にコストダウンすることができます。

 そして、晴れてdocomo版iPhone6が手に入ったら、それにdocomoMVNOのSIM(月額約1,000円程度)を挿して使用すればよいのです。

 「ちょっとまてよ、SIMフリー端末って高いんだろ、それ用意しないといけないなんてダメじゃん」と思われると思いますが笑、SIMフリー端末でも、スマホではなく、ガラケーであれば安く手に入ります。
※ もし現在使用している端末が、docomo以外のキャリアの端末の場合、機種によってはキャリアのショップで「SIMフリー化」してもらうことができます税抜3,000円程度の費用)



と、以上のことを動画内で説明してます。
ご興味のある方はご覧ください。



 で、このdocomoMVNOのSIMは音声通話可能なプランにしない限りはデータ通信専用ですから、電話はできません。
 しかし、SIMフリー端末で機種変更をした以上は手元にSIMフリー端末が残っているはずなので、それを音声通話(電話)専用機として使用すればよいのです。

  もっとも、SIMフリー端末を知人から拝借して持ち込み機種変をする場合は手元に端末が残らないかもしれませんが笑、
  その場合でも動画内のぼくのように、中古端末を1,000円で購入したり、昔使ってたドコモのガラケーがある人はそれを引っ張り出してきてもいいし、知人にそのようなドコモのガラケーを譲ってもらうのでもいいし、、、
  ともあれ、通話専用の白ロム端末を用意することは、そんなに難しいことではありません。

  結果として2台持ちになりますが、格安運用のスタイルとしては、けっこう2台持ちがスタンダードかな、、、と思います。

  また、動画内のぼくのように、SIMフリー端末を用意できたら、たとえばiPhone3Gや3GSの場合、これをモデム(ルーター)がわりにテザリングをして、いろんな端末をネットにつないでやることができるので、2台持ちにとどまらず、スマホ3台持ち、4台持ち、タブレット持ち、なんてこともできたりします。。。(当然ですが、音声通話ができる端末は1つ)

※ ただしキャリアのロックがかかったiPhoneを「脱獄」「アンロック」して使用する方法は、ちょっと法律的にグレーな感じなので、「自己責任」でお願いいたします(まぁまず逮捕されるなんてことはないと思うけど)。。。
  「脱獄」・「アンロック」に起因して生じたなんらかの損失・損害について、当方は責任を負うことができません。
  「違法かも、、、」と心配したくない場合は、素直に最初からちゃんと「技適マークつきSIMフリー端末」を安く購入して「持ち込み機種変」をするようにしましょう。。。


  ここまで「どんだけおまえ格安運用にこだわるんだよ」ということを長々と書いてきてしまいました。
  最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。笑

 
 以上、誰か様のお役に立てる情報であれば幸いです。


※ 間違いや補足がある場合は、是非コメント欄で教えてください!訂正させていただきたく存じます!



■現在すでにdocomoと契約している場合について


 あっと、そうだ。
 ここまで「一括0円を狙ってdocomoにMNPして、docomoMVNOで格安運用だー!」
 と意気込んできましたが、
 「いや、おれもうすでにdocomoだから無理やん」という方も多いと思います。。。

 一応方法はあります。。。
 それはdocomo以外の会社にMNPして一括0円で最新のiPhoneを購入し、それをヤフオクなどで転売して現金化し、
 そののちに当該現金を使って「docomo版のiPhone」を購入する、という方法です。。。笑

 迂遠な方法ですが、これでも一応安く最新iPhoneを手に入れることができます。笑


 あるいは、そのような迂遠な方法では面倒な場合、auに一括0円のMNP転出をして、auのMVNO SIMを利用して格安運用する、という方法もあります。
 2014年9月26日現在、auのMVNOである「mineo」は、iOS8(iPhone6、6PにのっているOS)に対応できていないらしく、今のところは利用できませんが、
 おそらく6、6Pの「一括0円」が出る頃には対応されていると思うので、そのような方法もありかと思います。


 ただ、個人的には「BIC SIM」(IIJmio)がオススメなんですけどね。。。

※ IIJmioなら2014年10月1日から、月額約1,000円だけで2GB分もLTE通信ができるプランになります!すごい!


0 件のコメント:

コメントを投稿